【S15 最終74位 (R2129) 火力こそ正義】

お疲れ様です!

今回はS15で74位、アシパオフ優勝の構築を簡単に紹介していきます!

 

〈使用構築〉

TN : yoma 最高2145最終2129 (74位) 

TN : やわもち 最高197×最終1954

 

〈構築経緯〉

対面構築において、火力、耐久、先制技の偉い要素全てを兼ね備えるイダイトウを今期軸として使うと決めていたため、始めに採用。(当初は気合いの襷)

次にイダイトウを使う上でラストに残されやすい電気パオ、悪ウーラにテラス込みで強く、その他多くのポケモンに対して体力管理しながら対面突破できる残飯赫月ガチグマを採用。ガチグマでテラスを切りたいため初手としてテラスに依存しない枠が欲しく、ステロを撒くこともでき対面性能の高い、頑丈ジャポの実ブリジュラスを採用。ブリジュラスとガチグマが誘う眼鏡サーフゴー、また環境の厨ポケ全てに対して5分以上で戦うことができ、テラス時の大火力で受けを許さない炎オーガポンを採用。以上の4体でそこそこの勝率を保てたためパーティの軸とした。

上記のポケモンで勝てなかった相手として

ランドロス+持久力ブリジュラス

②高い素早さからの確率の押し付け(パオの氷柱怯みと零度、イーユイの悪波怯みなど)

③天候・ギミックパ

だったので、①②の並びに有利なアシレーヌを採用。(よってイダイトウの持ち物をイバンの実に変更。)②③の対策として、電磁波で相手の高速アタッカーのSを下げ、麻痺による上振れも狙える+高い素早さからのスイープも可能な最速ブエナハバタクカミを採用して構築が完成した。

 

〈コンセプト〉

・初手で出落ちしない安定感のある対面構築。

・パワーで押し切る。

 

〈個体紹介〉 ※採用順に紹介

イダイトウ@イバンの実

性格:意地っ張り

特性:適応力

テラスタイプ:水

技構成:ウェーブタックル/お墓参り/こらえる/アクアジェット

199(28)-180(252+)-114(228)-×-95-98

調整意図:以下の記事を参考

mizumo-yadon079.hatenablog.com

(無断転載のため問題あれば削除いたします)

 

対面最強の幽霊魚。

テラスタイプはウェブタ、アクアジェットの火力を上げる水。イバンの実は妖テラスが主流だけど元の耐久がそこそこあるのと、適応力と相性が悪いから微妙だなーと思ってる。(使ったことないエアプなので使用したらまた感想変わるかも。)

イダイトウって3番目に出さなくてはいけないって思っている人もいると思うけど全然そんなことない。有利対面であれば2番手に普通に出すし、なんなら数的有利を取るためあえてイダイトウで受け出して、アクジェで対面突破したりする。

イバンの実だから体力を少し雑に消費しても、こらえるで行動補償を得られるのが偉い。

困った時には出してたから体感選出率は7割くらいはあったかも。

(選出率1位)

 

ガチグマ(赫月)@食べ残し

性格:控えめ

特性:心眼

テラスタイプ:毒

技構成:ブラッドムーン/大地の力/欠伸/月の光

220(252)-×-152(92)-176(36+)-101(124)-73(4)

調整意図:以下の記事を参考

note.com

(無断転載のため問題あれば削除いたします)

 

最強。

対策が増え、少し動かしにくさはあったものの、対面、サイクル、キョジオーン軸、受けループなど、どんな相手にも対応できる範囲が広く、構築に1匹は欲しいそんな存在。

相手が最速起きしなければ、HP満タンで相手を突破することもザラにあるし、ラストイダイトウ読みの電気テラスパオジアンにもかなり強めなのが高評価ポイント。

初手のブリジュラスのステロと合わせて、あくびループもできたりする。

万能すぎて困る。

(とはいえ、対策が厚くなってきているのはので来シーズンは少し苦戦しそう。)

(選出率4位)

 

ブリジュラス@ジャポの実

性格:控えめ

特性:頑丈

テラスタイプ:龍

技構成:流星群/ミラーコート/ステルスロック/吠える

165-×-151(4)-194(252+)-85-137(252)

調整意図:火力意識のC特化。中速ポケモンの上を取れたら嬉しいので準速。

 

対面最強の初手安定枠。物理相手にはジャポ+流星群、特殊相手にはミラーコート

で高い確率で対面勝てる。

また、対面性能がありながら、ステルスロック+吠えるで起点作成・起点回避ができるのは本当に偉い。(受けループにも一定の活躍ができる。)

初手ブリジュラス対策として初手に来やすい、イーユイ、チョッキランドロス、耐久振りラオスなどに対しては、後述のアシレーヌがそれらの相手に有利に動けるため、特に動かしづらさは感じなかった。

初手パオジアンの氷柱怯みだけが本当におもんないけど、S15もしっかり勝ち馬でした。

(選出率3位)

 

オーガポン@竈の面

性格:意地っ張り

特性:面影宿し

テラスタイプ:炎

技構成:蔦棍棒/ウッドホーン/じゃれつく/身代わり

159(28)-189(252+)-104-×-116-159(228)

調整意図:火力意識のA特化。最速ランドロス抜き抜き、残りH。

 

本構築のMVP。初めて本格的に使ったが、火力がバカすぎて病みつきになった。

(テラス蔦棍棒で急所なんか当たったら誰も受からない。。)

技構成は最大火力の蔦棍棒。体力管理兼水タイプ打点のウッドホーンカイリュー意識のじゃれつく、搦手拒否の身代わり。

身代わりという技が本当に偉く、流行りの欠伸ガチグマや電磁波カイリューなど搦手に対してテンポを取れるだけでなく、身代わりで削れた体力もウッドホーンで回復できるのがあまりにも相性がいい。

また、ハバタクカミの電磁波やガチグマの欠伸などで起点を作り、身代わりを残して対面を突破することで、心もとない耐久をカバーしながら相手の裏まで破壊する無敵の鬼と化すことも結構あった。

対面構築のポンを使う上で身代わり採用はかなりアリだと思ったので良かったら是非お試しを。

炎タイプに対しては唯一相性が悪いものの、火力でゴリ押しできるのと裏のイダイトウが炎タイプには抜群とれるため問題なし。

来シーズン以降も是非とも使いたい1匹でした。

(選出率2位)

 

アシレーヌ@気合いの襷

性格:控えめ

特性:激流

テラスタイプ:水

技構成:泡沫のアリア/ムーンフォース/アクアジェット/アンコール

155-×-95(4)-195(252+)-136-112(252)

調整意図:C特化。遅いランドロス抜いて欲しいので準速。

 

ランド+ブリジュラス(カイナ)展開に全く勝てずに困っていたところ、友人のにしかわくんが提案してくれた本構築の救世主。

気合いの襷を持つことで、不意の抜群テラスもしっかり耐え相手に確実な削りを入れるだけでなく、アクアジェットを持つことでテラスを切らせながら対面突破も狙えたりする。剣の舞などの起点にされそうな時は、アンコールで縛ったり。ブリジュラスが出しづらい時の初手枠として安心感がありすぎた。

流行りの遅いランドロスにも蜻蛉で逃げられる前にアリアでいい削りが入れられたり、カイリューを上から殴れたり準速もなかなかいいなぁと思った。

ただ、ブリジュラスや炎ポンに対面ギリギリ対面勝てないところが、少し惜しい。

それでもランド展開に最終日負けなくなったのはこのポケモンのおかげだし、本当に構築に入ってきてくれて、感謝しかない。

(選出率4位)

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

性格:臆病

特性:古代活性

テラスタイプ:水

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/電磁波/挑発

131(4)-×-107(252)-155-155-205(252+)

調整意図:ミラー意識の最速。対物理への対面性能意識でB極振り。余りH。

 

本構築に中低速ポケモンが多いため、上からの確率の押し付け(特にパオジアン)で勝率が安定せずに悩んでいたが、

「零度も氷柱怯みも上から攻撃されるから起こることじゃん。」

とありきたりな考えの元、構築に採用したが思ったよりも活躍してくれた。

自身は環境トップクラスの素早さで上からのスイープをできながら、中速程度の味方のSをサポートする電磁波があまりに強力。前述のオーガポンの身代わりチャンスを作ったり、S無振りのイダイトウを上から攻撃できるようにしたり、天候で速くなった相手ポケモンを通常以下のSにしたり、やはり電磁波は強いと言わざるを得なかった。

選出自体は少なかったけど、困った時には出して必ず仕事をしてくれる偉いポケモンでした。

 

(選出率6位)

 

〈選出パターン〉

・基本1 初手:ブリジュラス(アシレーヌ) 裏:炎ポンorガチグマ+イダイトウ

→6割くらいこれ

(相手にSラインが高い相手が多い、オオニューラがいれば初手カミから。)

・vs受け系統 炎ポン+ガチグマ+ブリジュラス(炎ポンかブリジュラスを初手)

・vs晴れパ 初手:ブリジュラス 裏:ガチグマ+イダイトウ

・vs雨パ 初手ブリジュラス 裏:カミ+オーガポン

 

その他選出で分からないことがあれば、XのDM等で質問いただければ追記します。

 

〈きついポケモン・並び・要素〉

・初手交代技からの高火力(ママンボウ→鉢巻パオ、水ウーラ→眼鏡サフゴなど)

→嫌ですねぇ。行動補償を剥がされながら有利対面にされるなんて。サフゴは引きの択合わせたらなんとかなるけど、鉢巻パオはオワリ。カミで電磁波入れるしかない。

・水ポン

→パーティ全体に対して強いし厄介。炎ポンより遅いことを願うしかなかった。

・パオジアン

→上からの怯み、零度があるだけで無限にチャンスあるのズルい。

 

後はなんとかなる気がします。

 

〈おわりに〉

終戦、痛恨のプレミで目標の30位以内とR2150↑を逃し、シーズン終了後本当に苦しかったです。運で負けるのはきついけど、運勝ちだってするからまだ立ち直れる。でも大事な試合で自分で勝ちを捨てたあの悔しさは本当にメンタルにくるものがありました。

3シーズンぶりに2桁に戻ってこれたのは素直に嬉しくはあるけど、己の未熟さを感じた悔しいシーズンでした。

前バンビーさんが言っていた「最終日の目標:プレミしない」

今考えたらこの目標ってシンプルなようでめちゃくちゃカッコいいし難しいんだよね。運に左右されず安定して勝つ強者ならではの目標だと強く感じました。

「最終日プレミしなかった。やり切った」そう言えるように今後も自分を磨いていきたいです。

 

何か質問等があれば、XのDM(@yoma_poke_21)までお願いします!