【S9 最終299位 (R2008)】パオニューラツツミ軸対面

S9お疲れ様でした!

yomaといいます。

SVから対戦を初めたので、はじめましての方が多いかとは思いますが、人生初のレート2000を達成出来たため、構築記事を書かせて頂きました!初めての投稿なので、理解しにくい箇所もあるかとは温かい目で見ていただけると嬉しいです!

 

〈使用構築〉

↑最終日構築

↑サーフゴーをミトムに変更。ディンルーラッシャには強くなりますが、眼鏡カミに弱い。

 

TN:yoma 

最終順位:299位(R2008) 

人生初の最終R2000素直に嬉しいです!

 

〈構築経緯〉

前シーズン52位のしざよさんの耐久振りオオニューラ+ブーエナツツミ+食べ残し竜舞カイリューが並びとして強く、使用感も良かったので調整も真似てシーズン中盤まで軸として使っていた。ただこの並びは前シーズンから結構有名な並びで、初手オオニューラ読みの隠密カイリューや毒テラスのポケモンを合わせられるのがキツいと感じたため、別の動きを模索する事にした。単体としてオオニューラとツツミは強いと感じていたため、これら2匹はそのまま採用し新しい動きを考えていたところオオニューラを2番手に採用し、レットカードでエナジーや積みアタッカーを流し、素早さを上げながら裏にフェイタルクローを入れる動きが強力だと感じた。実際に使ってみたところ、思った以上に強く、安易な先制技に対しても「先制技受ける→レッドカード発動→裏のポケモンの削り+フェイタルチャンス」で咎めることができたり、毒ビシ撒いてツツミのサポートをしたりととにかくすることが器用だったのでレッドカードオオニューラを採用。また、前述の毒ビシと相性が良く、択を通せば無限の可能性を持つブーストエナジーテツノツツミを軸として採用した。2番手と3番手は決まったので、後は環境のポケモンに比較的有利に出れる初手要因を探していたところ、先日のシングル厨で優勝したmomoさんの炎テラスゴツメパオジアンが初手に来やすいパオジアン、水ウーラオス、ハバタクカミに強く出れるため、そのまま調整も真似て採用した。これら3体を基本選出とし、残りはこの3体で処理が難しいポケモンの対策をすることとした。

上記3体で対処が難しいポケモンとして

①初手に来る炎タイプ(特にイーユイとヒードラン

②電磁波撒き散らすカイリューサーフゴー

③ドヒドディンルーなどの受け構築

④初手水(妖)テラスディンルー

なので、①と②を牽制できる、かつ選出したときに強く出れるチョッキランドロスを採用。(当初はディンルーだったが、ランドロスの方が圧力があると感じたため最終日の17時に変更)③の対策として草テラスの身代わり悪巧み持ちのイーユイを採用。最後は④の対策と言いたいところだが、上記の5体で一貫するドラゴンと飛行を切り、キョジオーン構築にも出せて、なんやかんや電磁波撒いてサポートできる隠密マントサーフゴーを採用した。④妖ディンルーに関しては、パオで怯ませることで対策(1回怯ませれば、裏のフェイタル圏内なので魂込めてた笑)とし、水テラスディンルーは構築全体で重いので切った。

 

〈コンセプト〉

・水ウーラオスを誘殺する

・想定外の型でイージーウィンを狙う。

・高い素早さからの上振れを狙う。

 

〈個体紹介〉※採用順に紹介

オオニューラ@レッドカード

性格:意地っ張り

テラスタイプ:霊

187(252)-182(124+)-95(116)-×-102(12)-112(4)

※前期52位のしざよさんの個体を参考

hassamuchuu.hatenablog.com

HB:A200パンチグローブ水ラオスの水流連打確定耐え

   A189パオジアンの氷柱落としが~80.7%

   A204カイリュー地震が乱数18.7%

   A無振りディンルーの地震確定耐え

HD:C205拘り眼鏡ハバタクカミのムーンフォース≒C176拘り眼鏡テツのツツミのハイドロポンプを約88%で耐え

A:できるだけ高く

S:余り

 

本構築の組み始め。調整はしざよさんの個体と同じだが、役割を変えて運用した。

耐久にガッツリ振ることで、ほとんどの攻撃を耐えてレッドカードで相手を流すことができる。具体的にはカミの1瞑想ムンフォ、ツツミのドロポンなど。

前述の通り安易な先制技に対しても、素早さを上げながら「先制技受ける→レッドカード発動→裏のポケモンの削り+フェイタルチャンス」で咎めことができる。

このパターンが多かったのは初手パオジアン、ウーラオス対面でパオジアンがギリギリ対面負けたとき。

「パオがウーラオスを8割-9割削って対面負ける→オオニューラ投げる→相手は襷等をケアしてアクアジェット→レッドカード発動→相手の裏の襷パオジアン(もしくはブーエナカミが多かった)にフェイタルクロー→軽技発生しているのでそのまま対面突破」

といった相手からしたら、余計被害が大きい状態となる。(最速ブーエナカミならSは負けているが、アクアジェットムーンフォースは確定で耐えるため大丈夫)体力が少ししかない水ウーラオスに関しては後述のツツミで縛れているので問題なし。

おまけだが害悪系に対してもレッドカードが偉かった。毒テラスキョジオーンに身代わりされても、「毒ビシ撒く→塩漬け→レッドカード発動し身代わりごと強制交代→裏のイーユイ等に毒ビシが入る」だったり、時々いるアラブルタケに対しても後投げしてあえて胞子を受け、身代わりされた後の草分けで流したりと、大活躍だった。

試合展開等で3番目に出したり、初手のパオジアンで二体倒して相手のポケモンが一体しかいない場合は、アイテムと特性の恩恵を得られないので注意が必要だが、相手の攻撃は1回は大体耐えるので、フェイタルの運も合わせて何とか乗り切っていた。

(選出率2位)

 

テツのツツミ@ブーストエナジー

性格:臆病

テラスタイプ:霊

131-×-134-176(252)-81(4)-206(252+)

 

D:カミのムーンフォースの乱数意識

S:ミラーで負けたくないので最速(でも同速対決8割負けた)

 

よくいる普通のツツミ。ただこのツツミが間違いなく最強。

パオの氷柱、ウーラオスドレインパンチなどでこちらのポケモンが倒された時はノータイムでツツミを出して、ノータイムで身代わり押してた。ある程度上手い人となると、ツツミの(霊テラ)アンコールをケアした立ち回りをしてくれるため、身代わりを残しながら、裏のポケモンと対峙できそのまま全抜きできた試合も結構あった。

苦手なカミに対しても前述の毒ビシで毒ダメ4回+ハイドロポンプで大体落とせる。

最強カイリューに対してもマルチスケイルが削れていれば、霊テラスがあることで対面勝てる。(オオニューラで削っている想定)

最終日のハイドロポンプの命中率は60%くらいで落とした試合も3戦ほどあったが、

最後の試合、R2000がかかっている試合で当ててくれたから許す。でも同速対決負けすぎだからもう少し自覚を持ってほしい。

(選出率1位)

 

パオジアン@ゴツゴツメット

性格:意地っ張り

テラスタイプ:炎

171(124)-172(132+)-116(124)-×-87(12)-170(116)

※シングル厨優勝のmomoさんの個体を参考

note.com

HB:A200水ラオスの水テラス水流連打確定耐え

HD:A172パオジアンの聖剣+C187ハバタクカミのシャドーボールが93.75%で耐え

A:大体のハバタクカミが炎テラバースト+氷の礫で確定で落とせる

S:最速ガブリアス抜き

 

最高の初手要因。初手のディンルー、ウーラオス、ハバタクカミ、パオジアンのどれにも出し負けせず、何かしら仕事ができる夢のポケモン。(水テラスディンルーだけは無理)

この構築自体、一見水ウーラオスの通りが凄まじいため、相手のパーティに水ウーラオスがいる時はかなりの確率で初手に出てきてくれた。また、相手視点「水ウーラオスが重い構築+初手パオジアン」ということもあって無理矢理テラバーストで処理してくると深読みし、毒テラスを切ってくれることもあったが、そこにもサイコファングが刺さりしっかりと削りを入れてくれた。相手が格闘技を押したらそこで試合終了だが、裏にランドロスとサーフゴーがいるし妖テラスの可能性もあるため、安定択をとってくれると相手を信じた。結果的に格闘技を打たれたのは相手が襷の時で2回(相打ち)とパンチグローブ持ちで毒テラスを切ってドレインパンチの1回だけだったため、とった行動としては正しかったと思う。

相手の最速襷パオに関しては、炎テラスを切ってゴツメ+炎テラバーストで対面突破。

ハバタクカミに関しては、炎テラスを切って氷柱押して突破。(炎テラバーストのほうが安定だが、スカーフや眼鏡カミをギリギリ落とせないことがあったため、安定感はないが氷柱落としを選択していた。)

ディンルーに関しては、耐久に振っているため特化でも妖テラバーストは耐える。(地震なら2耐えする)2回氷柱怯みチャンスはあるため、1回怯ませて3回目も当てれば裏のフェイタル圏内なので仕事としては十分。

また、ランドハッサムのようなサイクルは氷と炎の範囲でイージーウィンを何度も築いた。スカーフランドロスを氷の礫+ゴツメダメージで飛ばしたり、有利対面と思って出てくるハッサムを炎テラバーストで飛ばしたり。

ついでにサイコファングで壁も破壊できるから壁構築にも強い。

再戦には弱いが、初見殺し性能と初手の安定感はピカイチでした。

(選出率3位)

 

イーユイ@オボンの実

性格:控えめ

テラスタイプ:草

191(68)-×-118(140)-190(140+)-132(4)-112(156)

※流用個体のため詳しい調整は忘れました。

HB:A204鉢巻カイリューのノーマルテラス神速を最高乱数切り耐え

C:できるだけ高く

S:準速セグレイブ抜き(絶対調整変えた方が良かった)

 

崩し枠。イーユイといえば拘り系のイメージが強く、相手もそれを意識した立ち回りをしてくれることが多かったため、何かと動かしやすいポケモンだった。一度悪巧みを積んでしまえば、たとえ耐久の鬼ディンルーでもオーバーヒートで倒してしまうほどで、さすがイーユイ様でした。今まで受けループは対戦するのが本当に嫌いだったが、イーユイのおかげで7-8割ほどの勝率を保つことができ、構築のピースとしては欠かせない存在だった。最終日も3タテショーを2度披露してくれたし、R2000を達成できたのは間違いなくこのポケモンがいたから。ありがとうイーユイ!

(選出率4位)

 

ランドロス@突撃チョッキ

性格:意地っ張り

テラスタイプ:鋼

191(212)-187(36+)-111(4)-×-132(252)-112(4)

※前期29位のkevinさんの個体を参考

blog.naver.com

 

H:16n-1

A:11n

D:極振り

S:-1で最速100族抜き

 

補完枠1

軸のパオニューラツツミが弱いイーユイ、ドラン、サーフゴーあたりに強く出れる枠として採用した。最終日に採用したため選出機会はあまりなかったが、最終日70位と当たった試合では、カミのムーンフォースが3割ほどしか入らず、対特殊では無類の強さだった。テラバーストはやカミに強く出れる鋼としたが、チョッキとわかった瞬間にHBカイリューに後出しされたため、それを咎める氷テラバーストでもよいと感じた。地面と電気の一環も切り、対物理には威嚇があるため何かと器用なポケモンだった。

(選出率5位)

 

サーフゴー@隠密マント

性格:図太い

テラスタイプ:飛行

191(228)-×-161(252+)-154(4)-112(4)-107(20)

 

H:16n-1

HB:できるだけ硬く

S: S105カイリュー抜き抜き

 

補完枠2

ドラゴンと飛行の一貫を切るためと、キョジオーン構築に余裕を持って選出できるために採用した。キョジオーンが出てこなくても仕事ができるように電磁波祟り目型で採用。隠密マントと分かった瞬間に裏のポケモンに引くのでそこに電磁波が刺さった。

ただ正直この枠は正解がよく分からず、ディンルーラッシャに強めの水ロトムとコロコロ入れ替えながら最終日は戦っていた。ただパオの氷柱+不意打ちを耐え、返しのゴールドラッシュで倒したり、受けループに数的有利をとった後、この構築唯一の再生技でTODしたりと出した試合は活躍してくれたため、選択は悪くなかったのかなとは思う。

(選出率6位)

 

〈選出パターン〉

基本選出:パオジアン+オオニューラ+テツノツツミ

初手パオが厳しそうな時:ランドロスorオオニューラ+テツノツツミ+@1

対受け:イーユイ+サーフゴー+@1(オオニューラかツツミが多かった)

 

〈きついポケモン・並び〉

・初手テラス前提のディンルー

→水は無理、妖は一度怯ませれば大丈夫、その他は何とかなる。

・初手カミからのラスト竜舞カイリュー

→カミ対面でパオが炎テラスを切ってしまうので、裏のオオニューラとツツミが神速で縛られてしまう。ツツミでテラスを切らせてオオニューラのインファイトで縛るしかない。

・電磁波系

ランドロス、サーフゴーで威圧はするものの、基本選出が状態異常に弱めのため、電磁波動けなくなると本当に困る。ただ、パオジアンとオオニューラ以外は電磁波耐性はあるため、他のポケモンを選出していれば勝てることも多い。

・ディンルー+ヘイラッシャ

→毎回初手何投げるか迷っていた。水ロトムがいた時は初手出ししていたが、現構築では安定した初手がいない。

 

〈おわりに〉

ポケモン対戦を初めて9ヶ月。目標だったR2000を達成でき、本当に本当に嬉しいです!まだまだ強者の入り口にすぎないので、これからも努力して次は最終2桁を取りたいと思います!拙い文章だとは思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございました!